飲食店ノウハウ

飲食店あるあるとは?正社員・バイトが頷くあるある事例を紹介

飲食店の仕事をしていく中で、多くの人が実に様々な体験をするようです。その中から、ほぼ誰でも経験しそうな代表的な「あるある」を選んで紹介します。これから飲食店での仕事を始めようとしている人にとっては、未知の世界に入っていく前に疑似体験をすることになり、心の準備ができることでしょう。すでに飲食店で勤務している人にとっては、楽しさもつらさも含めて「やっぱり多くの人が同じような体験をして、同じようなこと考えてるんだ。自分だけじゃない。」と認識することで、モチベーションを維持し、ステップアップしていくためのエネルギーともなり得ます。さて、どんな「あるある」が出てくるのでしょうか。

飲食店社員のあるあるとは

飲食店で社員として勤務する場合の「あるある」とは、どんなことでしょうか。

メリット編

まずよい方の「あるある」から見ていきます。

スキルアップ・昇格が早い

飲食店の社員の場合、スキルアップ・出世が早いというのが大きな魅力です。社員であればホールやキッチンなどでアルバイトと同じ仕事もしますが、店舗の運営・管理という総合的な業務も担当します。最初の時期は古参アルバイトに知識も経験もかなわないかもしれません。しかし、アルバイトと比べると短期間で多くの密度の高い経験を積むことができ、急速なスキルアップが図れるという利点があります。仕事に精通してくると半年や1年で店長に昇格することもあります。昇格の平均スピードは他の業種と比べても早いと言えるでしょう。

本社勤務や独立開業など将来への道が開ける

若い時期から店舗の管理・運営の総合的な業務を任されることで、接客能力からマネジメント能力まで幅広いノウハウを習得することができるます。そのため40代になると、幹部として本社勤務したり、独立・開業してオーナー社長なったりという、新たな将来への展望が開けていくことも大いに期待できます。

他業種への転職にも有利

飲食店の社員や店長として身に付けた接客能力は、もし飲食関係以外の接客業に就くことになったとしても、大いに期待されるほどの価値があります。

平日に休みが取れる

土日祝日に休みを取ることは難しいかもしれませんが、平日に休みを取れることにもちゃんとメリットがあります。銀行預金の引き出し・振り込みや役所での手続きなどが楽にできたり、旅行・宿泊で渋滞・混雑を経験しなくて済むことなどは、うれしいことでしょう。

デメリット編

次につらい「あるある」を見てみます。

アルバイトのシフト管理が大変

繁忙期と閑散期とでシフトの人数の増減をしっかりと調整することが、飲食を楽しみに来られるお客様へのサービスの向上、ひいては店の安定的運営につながります。しかし現実には、理想通りに調整することはなかなかできるものではありせん。

長時間労働・休日消滅もある

上記のシフト管理ともつながりますが、予定していたアルバイトが急に来れなくなったりすることで、飲食店社員はそれを補うために、予定外の長時間労働を強いられることもあります。時には休日を返上しての勤務を余儀なくされることもあります。

飲食店バイトのあるある

次は飲食店バイトのあるあるを見てみましょう。

キッチンバイトのあるある

まず、調理関係を中心に行うキッチンの場合はどうでしょうか。

メリット編

日常生活では経験できない、ハイレベルの調理を少しづつマスターしていくことができます。それと、これは飲食店現場スタッフ全員に言えることですが、お客様に出す食材を使った「まかない」が、無料や社割低価格で食べることができることもあげられます。

デメリット編

体への負担が大きいことが第一でしょう。立ちっぱなし作業、腰を少し曲げたままの作業など同じ姿勢をずっと維持する必要があるため、脚や腰へのダメージは大きくなります。また、包丁などによるけが、熱いものによるやけどなどの危険性と常に隣りあわせです。さらに、料理によってはにおいが髪や服にしみつく不快さもあげられます。

ホールバイトのあるある

お客様と接するホールアルバイトの場合はどうでしょうか。

メリット編

一番大きいのは、接客能力が身に付くということではないでしょうか。飲食業界に通用する接客能力を身に付けたら、将来他業種に就職することになっても大きな武器となることでしょう。それと前出の「おいしいまかない」も魅力です。

デメリット編

繁忙期の大変さは飲食店内のスタッフすべてに共通ですが、特に、お客様と直接相対するホールスタッフの仕事は、お客様の満足・不満と直結する仕事だけに、精神的な負担がより大きくなります。そのうえ、料理によってはかなりの重量があり、腕力の劣る女性スタッフには体力面でのきつさもあります。

飲食店のお仕事あるあるは、きっと現場に活かせる!

以上のように、飲食店の仕事で見られる「あるある」の代表的なものを紹介しました。飲食店で働く多くの人が感じている、共通「あるある」と言ってよいでしょう。これから飲食店ではたらこうとする人は「なるほど。こういうことがあるんだな」と情報を先取りすることによって、現場での意欲的な働きにつなげてみてください。現在飲食店で働いている人は「自分だけじゃないんだ。みんなこうなんだ」という共有感を現場でのエネルギーに変えることで、さらなる高みへのステップアップを目指してみてください。

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