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個人経営の居酒屋でのバイトにおける注意点は?チェーン店との違いを紹介

2019年6月29日

店舗面積の大きいチェーン店の居酒屋と違って、割とこじんまりした感じの店舗が多い個人経営の居酒屋では、どちらかというと常連客・なじみの客・気心の知れあった客が多く訪れていて、店長=オーナーの調理の腕前だけではなくその人間性や話術などが一体化してその店の魅力を生み出しているところが多いでしょう。店ごとに独特の個性的な雰囲気を持つ個人経営の居酒屋でのアルバイトに興味を抱く人も多いのではないのでしょうか。そこで、今回は個人経営の居酒屋でのバイトについて、その注目すべき特徴などを具体的に確かめてみましょう。

評判からわかる!個人経営の居酒屋とチェーン店とのバイトの違い

それでは、個人経営の居酒屋の具体的な面を、チェーン店の居酒屋との比較を含めながら確認していきます。

給料の差はあるの?

基本的には差はありません。もし、低い時給を設定しても希望する人材が応募してくれる可能性は極めて低いので、妥当な時給を提示するものと思ってよいでしょう。また、労働基準法により深夜22:00~早朝5:00の労働に対しては基本給に25%上乗せした給料を支払うことが義務付けられていて、これはチェーン店にも個人経営店にも同じように適用されます。ただ、店長の意向によるシフトの突然の変更などで、給与が当初の予定に届かないなどの不安定さは個人経営店の方が起こり得ます。逆に働きぶりや店への貢献度が高いと認められた場合、チェーン店のような規定がない分、想定外の昇給を実施してくれる可能性もあります。もし、給料の不払いや、夜間シフトの昇給を実施してくれない場合は労働基準監督署への報告などの対応策があります。この点もチェーン店・個人経営店共通です。

福利厚生は違うの?

労働基準法に基づく労働者の権利を守る義務はチェーン店であっても個人経営店であっても変わりません。しかし、個人経営の場合は店長の意識の違いによって福利厚生の重要性が軽んじられる可能性もあります。逆にチェーン店並みにコンプライアンスに対する意識がしっかりしている場合もありえます。バイト続行の支障になるほどの状況があれば、労働基準監督署への相談や退職などを含めて対応策を考えた方がよいでしょう。

個人経営の居酒屋のメリットは?

この点はチェーン店より個人経営の居酒屋の方がいいかなと思えるようなメリットとは何でしょうか。

マイペースに働くことができる

一番のメリットは、自由度が高いということでしょう。チェーン店の場合のような様々な規定が網羅されたマニュアルというものがない場合が多いので、仕事をしていく上での精神的な解放感は個人経営店の方が上でしょう。たとえば、服装・身だしなみについても、店長によっては許容範囲が広い場合もあります。また、スタッフ同士の距離感、お客様との距離感が近いので、性格的にそういったコミュニケーションが好きという人にとっては恵まれた職場と言えるでしょう。ただし、なんでもOKというわけではありません。居酒屋である以上は常識的な「清潔感」は維持する必要がありますし、お客様との関係が完全な友達気分となることも基本的には避けるべきです。不快感を与えない常識の範囲内での自由という認識を忘れてはいけません。

幅広い年齢層の人と仕事ができる

上でも述べたように個人経営の居酒屋の場合は、チェーン店の居酒屋と比べてスタッフ同士の距離感、お客さんとの距離感、もちろんオーナーである店長との距離感も近いです。幅広い年齢層・様々な人間性との触れ合いの中で仕事ができるということは、大きな見方をすれば今後の人生に役立つ環境でのアルバイトと言ってもよいでしょう。特にこのような形態のコミュニケーションが好きな人にとっては申し分のない恵まれた環境ということになります。

個人経営の居酒屋で働くときに学生が注意することとは?

今度は逆に注意点についても確認しておきましょう。

お店のシフトの都合に左右される可能性がある

個人経営の居酒屋となると、全国展開のチェーン店居酒屋のようにしっかりしたコンプライアンスに基づくマニュアルによって運営されるわけではありませんから、経営者である店長の意図がすべてとなるような場合もあります。「せっかく来たけど、きょうはもういいよ」「悪い。あと1時間頑張って」とその場の状況で不本意な指示や要求を出される可能性もあります。そういったことも含めて、個人経営の居酒屋のバイトが満足できる、あるいは納得できるものとなるかどうかは店長次第となる、店長の人柄にかかっているという面も否定できません。

 

個人経営居酒屋のバイトの探し方がわからない

個人経営の居酒屋の場合、アルバイトなどの募集が求人情報誌やアルバイト情報誌に乗っていないことが多いかもしれません。では、アルバイト情報はどうやって手に入れたらよいのでしょうか。

1.店舗の入り口のドアなどの張り紙を見るという方法があります。個人経営の店の場合は、マジックぺンによる手書きで「アルバイト募集」の張り紙が出されていることがよくあります。店の前を通ったときに注意して見ておくとよいでしょう。

2.店で飲食した際に直接聞いてみるという方法もあります。客として心が通じる関係が形成されていれば、採用も割とうまくいくかもしれません。

3.自分よりもその店になじみが深い友人・知人がいれば、その人を介して紹介をお願いするという方法もあります。自分の親がなじみの客といった場合も採用の可能性に期待できます。

個人経営の居酒屋のバイトで、社会経験とやりがいを手に入れよう!

全国展開するチェーン店の居酒屋もアルバイト先として魅力的ですが、個人経営の居酒屋もそれぞれ独特の個性があり、やはり大きな魅力のあるバイト先です。チェーン店ほど規制がなく自由度が高いということは、なんでも勝手にやってよいということではなく、自分の判断できちんとやるべきだという、ある意味重い責任を与えられる職場でもあります。そのことが強い意欲につながり、やりがいが生まれるという効果も大いに期待できます。個人経営の居酒屋にぜひチャレンジしてみてください。

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