接客の勉強ができたり、まかないなどが魅力的な飲食店バイト。しかし、いざ飲食店でバイトをしようと探していると、お店がたくさんありすぎて迷ってしまいますよね? バイト先を選ぶ際は、一体何を基準に選ぶべきなのでしょうか? そんな悩みを抱える皆さんのために、今回は飲食店バイトの選び方の基準を紹介していきます!
飲食店のバイトをする前に必要なこととは?
バイトを探す基準を紹介する前に、きちんと自分のことについて理解しておかなければ、バイト先の飲食店を決める優先順位を付けることができなくなってしまいます。ここでは、バイトをする目標の決め方とスケジュール確認について説明していきます。
目標を決めてからバイトをはじめる
ただ、なんとなく楽しそうだから、お金が欲しいからなどという曖昧な理由や目標ではバイトが長続きしません。また、最初からしっかりとした目標があれば、自分に合ったバイト先の飲食店を探すことが容易になるでしょう。
目標は、大きく分けると以下の2つになると思います。
・お金に関する目標
・経験に関する目標
まず、お金に関する目標ですが、生活費なのか遊びなのか、何のためのお金を稼ぐ必要があるのかによって変わってきます。また、具体的な金額を達成するためのシミュレーションも重要になってくるので、月にいくら稼ぐ必要があるのか金額を計算しておきましょう。
二番目の経験に関する目標とは、将来のためにしておきたい経験が飲食店バイトでできるかどうかです。料理関係の職に就きたい場合だけではなく、接客術を身につけたい場合などは飲食店バイトがぴったりです。このように、将来のためにどんな経験を積んでおくべきかの目標も明確にする必要があります。
自分のスケジュールを確認する
飲食店でのバイトは基本的にシフト制であるところがほとんどです。自分の生活スケジュールを把握できていなければ、生活とバイトの両立が難しくなってしまうので、きちんと把握しておいた方が良いでしょう。
例えば、学生の場合は授業の時間やゼミなどです。また、部活動をやっている場合には、練習日や時間帯を調整する必要があります。
フリーターや浪人生の場合には、自分の勉強時間を確保する必要があるでしょう。決められた時間がないのであれば、事前にスケジュールを立てておくことで、シフトの融通が利く飲食店バイトを選びやすくなります。
飲食店バイトの選び方の基準とは?
学生で、生活費を稼ぐために時給が高い飲食店を選んだのに、バイト先のシフトが忙しすぎて全然勉強する時間がなくなってしまっては本末転倒です。
いざ働いてみると、思っていたのと違った!そんな経験はしたくはないですよね?
ここでは、飲食店バイトの選び方の基準について説明するので参考にしてみてください。
飲食店バイトの選び方の基準は5つ
バイト先の飲食店を選ぶには、大きく分けて以下の5つの基準があります。
①時給が高い
月収の目標金額が高い場合、安い時給では、その分たくさん働かなければなりません。学生には勉強する時間が必要なので、できる限り高い時給の飲食店でバイトする必要があります。
②シフトの融通が利く
学生でシフトの融通が効かないバイト先を選んでしまうと、テスト期間などに休みを取りにくく、勉強が疎かになってしまう可能性があります。
大きめで従業員数が多い飲食店であれば、シフトの融通が効きやすく効率的に働くことができるでしょう。
③家や学校からの距離
どちらからも離れている場合、移動に時間を使わなければならずとても効率が悪いです。できる限り家や学校から近い場所の飲食店を選んだ方が良いでしょう。
④まかないがある
一人暮らしをしている学生は、食費を極力抑えたいもの。まかないを出してもらえる飲食店でバイトをすれば、食費を抑えられるだけではなく時給も発生するので一石二鳥です。
⑤スキルが得られる
将来、料理関係の仕事をしたい場合には飲食店でのバイトはとても有意義であると言えます。また、人と触れ合う接客業はどんな仕事にも活かすことができる良い経験になります。
上記の基準の中で、さらに自分なりの優先順位をつけ、目標と照らし合わせてバイト先の飲食店を選ぶのことが失敗しないコツです。
個人店、チェーン店の違いには注意
飲食店の区分には、「個人店」と「チェーン店」の2種類あります。それぞれに特徴があり、選ぶ基準になるので、メリットとデメリットを紹介します。
〈チェーン店のメリット〉
・給料が高め
・シフトの融通が利きやすい
〈チェーン店のデメリット〉
・基本的に忙しい
・自分のアイディアを活かすことは難しい
〈個人店のメリット〉
・まかないや給料のサービスがある場合も
・自分のアイディアがメニューやレイアウトに繁栄されやすい
〈個人店のデメリット〉
・シフトの融通が利きづらい
・場合によっては、お店やお客さんによって仕事を変える必要がある
ここで紹介したのは、あくまで一般的な例です。全て鵜呑みにせず、あくまで参考として考えてください。
飲食店バイトの効率の良い選び方とは?
いざ飲食店バイトを探そうと思っても、お店を探すだけでも様々な方法があり、迷ってしまいますよね。
バイト探しにはどんな方法があり、どのような探し方をするのが一番効率的なのか見ていきましょう。
ネット、求人アプリを使う
飲食店バイトを探すには、ネットやアプリを使用するのが最も効率的です。無料の求人誌を使用しても良いですが、応募しようと電話した時、すでに締め切りになっている場合もあるので注意が必要です。
ネットやアプリなら条件を絞って検索することができるので、余計な情報を確認することもなくスムーズにお店を探すことができます。
以下は、おすすめのバイトアプリです。
ネットやアプリで飲食店のバイトを探すことはできますが、確実に選ぶためにはお店の評判をチェックすることも大切です。バイト先の候補がいくつか決まったら、「〇〇(お店) バイト 評判」といったワードで検索して悪い評判がないかどうか確かめましょう。
知人からの紹介には注意が必要
学生などは、大学で知り合った友人や知人からバイト先の情報を得ることも多いでしょう。しかし、知人からの紹介には注意が必要です。一緒に働きたい場合や「バイトできる子を紹介して」など、お店の人から頼まれているケースも多く、誘ってくる時には良い情報しかくれない可能性もあるからです。
また、知人からしたら好条件のバイト先でも、自分にとってはスケジュールや環境が合わないケースもあります。
友人関係を壊すきっかけにもなりかねないので、紹介で飲食店バイトを選ぶ場合には慎重に決めましょう。
バイト先の飲食店を決めるポイントとは?
バイト先の飲食店を選ぶには、基準や目標の設定が重要であると説明してきました。それでも、初めてのバイトや、何度かお店選びに失敗している場合には不安が大きいいでしょう。
ここでは、好条件のバイト先を選ぶためのプラスポイントを紹介していきます。
良い条件でバイトをするためのポイント3つ
バイト先の飲食店の候補が決まり、お店の評判を調べてもはっきりわからない場合は不安が大きいと思います。
そんなとき、3つのプラスポイントを抑えれば不安もなくなり、応募する勇気が湧いてくることでしょう。
①オープニングスタッフとして働く
「初期」ということは、その飲食店でバイトをするのは、全員が初めてということになります。
先輩がいないことは、みんな平等であることにもなりますので、オープニングスタッフは飲食店のバイト初心者におすすめです。
②高級店で働く
バイトをする上で一番重要となってくるのが人間関係。お店の質は、スタッフやお客さんに比例していることが多いです。
高級店であれば、高度な接客スキルが必要なためスタッフの質も自然と良くなり、変な言いがかりをつけるお客さんも少ないです。
③お店に偵察に行く
お店の雰囲気や働いているスタッフを事前に調査できるので、不安も少なくなるでしょう。自分が働く時間帯に行くと、働く際の雰囲気や状況を把握できます。
飲食店でバイトをする際には、基準や目標を元に慎重に選ぶことが大切。
特に初めてのバイト選びは、何も知らない状態で飛び込んで失敗しまうケースが多いです。
しっかりと下調べをしてから応募すれば、良いバイトに巡り合うことができるでしょう。