就活ノウハウ

バーテンダーの服装はどうすべき?面接時の服装マナーも紹介

バーテンダーの魅力といえば、シュッとした身のこなしを強調するユニフォーム。お店によってバーテンダーの服装は変わってくるのは知っていますか?
今回は、バーテンダーの魅力の一つである服装について解説していきます。面接時の服装マナーについても紹介していきますので、バーテンダーを目指す人はぜひ参考にしてみてくださいね。

そもそもバーテンダーとは?

おしゃれで、カッコよくて、大人な雰囲気。きっとバーテンダーは、このようなイメージを持たれる方が多いでしょう。しかし、そもそもバーテンダーとはなんなのでしょうか?
そのカッコイイ服装について解説していく前に、バーテンダーの定義について見ていきましょう。

バーテンダーの定義について

バーテンダーとは、英語でBartenderと書き、以下の2つの言葉が組み合わさった合成語と言われています。
Bar:カウンター席、酒場
Tender:優しい、気遣う、世話をする人
酒場でお客様をもてなし、世話をする人。これがバーテンダーの定義です。
語源に関しては諸説ありますが、19世紀のアメリカで生まれたと言われています。

バーテンダーの服装とお店の関係性とは?

いくつかのバーに行ったことがある人はわかるかもしれませんが、お店によって、バーテンダーの服装は異なります。スーツのイメージが強いバーテンダーの服装ですが、決してスーツだけではありません。
なぜ、お店によって服装が変わるのか、服装はどんな種類があるのか詳しく見ていきましょう。

バーテンダーの服装①一般的なバー

様々なバーが登場し始めたので一概には言えませんが、白シャツに黒ベスト、黒い蝶ネクタイが一般的です。
中には、一般的なバーでもスーツが指定された服装のお店もあります。
カジュアルなバーであれば、私服にエプロンを着用することでユニフォームとして認められる場合もあります。

バーテンダーの服装②敷居が高いバー

敷居の高いバーでは、スーツが主流。カマーベストにネクタイを締め、スラックス着用が正式な服装と言えるでしょう。
中には、タキシードをユニフォームとしている会員制のバーなどもあります。

バーテンダーの服装③バー以外

最近では、バー以外でもバーテンダーとして働けるお店が増えてきています。代表的な例としては、イベント会場やメンズバーなどです。
イベント会場では、ラフな格好、メンズバーでは私服が採用されているところが多いです。
あまり服装にとらわれずバーテンダーになりたい場合には、バー以外で働いた方が良いでしょう。

基本と面接時のバーテンダーの服装

バーテンダーの基本となる服装はどのような物なのでしょうか?また、バーテンダーのお店の面接にはどのような服装をしていった方が良いのでしょうか。

基本のバーテンダーの服装とは?

基本的にバーテンダーは、貸与されるユニフォームを着用しています。白Yシャツに黒ベストを着用し、黒の蝶ネクタイで締めるのが一般的な服装です。
お店の敷居にもよりますが、スーツがユニフォームであるところも多く見られます。
また、バーテンダーは服装だけでなく髪型も整える必要があります。ヒゲもしっかりと剃り、清潔感を出すことが、何よりも大切です。

バーテンダーの面接時にふさわしい服装は?

バーテンダーのアルバイトや、資格取得後に正式なバーテンダーとして働く場合には、お店に面接に行くでしょう。
バーテンダーとして採用されやすくするために大切なのは、見た目の清潔さです。服装はもちろん、ヒゲを剃り、髪型も整えてバーテンダーとしてお店で働いている姿が目に浮かびやすような格好で面接に望んだ方が受かりやすいです。
服装に関しては、お店のスタイルに合った服装を選んで面接に行くのが良いですが、高級レストランのバーや格式が高いバーの場合には、スーツで行くようにしましょう。

バーテンダーなら知っている服装の名前

バーテンダーになれば、服装について聞かれたりすることもあるでしょう。また、ユニフォームは貸与されるお店が多いですが、ユニフォームが貸与されなかったり、バーテンダーの大会にでたりする場合には自分でバーテンダーの服装を準備しなければなりません。
その時のためにも、服装について少し詳しくなっていたほうが良いでしょう。

正しい服装の名前を知ってた方が格好良い

バーテンダーはお酒だけでなく、様々な知識が豊富で博識である人が多いです。自分が身につけている服装に関しても、正しい名称などを知っていた方がカッコイイですよね。
スーツがバーテンダーの主流の服装なので、身につけることが多いスーツやタキシードに関係しているそれぞれの名称を見ていきましょう。

バーテンダーの服装の名前①ジレ

スーツのアウタージャケットとインナーシャツの間に切る袖のない中衣をジレと言います。ジレはフランス語で、日本ではチョッキと呼ばれているものです。
言語的には正しいのですが、ジレのことを知らずチョッキと言ってしまっては、バーテンダーとしては恥ずかしいですよね。

バーテンダーの服装の名前②カマ−

カマーとはカマーバンドではなく、ここではカマーベストのことを言います。タキシードのジャケットとインナーシャツの間に着る中衣で、ジレと似ています。
ジレは、背中まで覆うタイプですが、カマーは前側のみで首の部分が引っ掛けられるタイプになっています。

バーテンダーの服装の名前③ベスト

日本ではジレと殆ど同じ意味で使用されており、ジレよりもベストという名称を使う人が多いです。フランスでは、アウターウェアのような意味をもつベスト。アウターのように使うことができる袖のない中衣にはベストという言葉が使用されています。

服装以外にバーテンダーに必要なものとは?

お店で着るユニフォーム以外にも必要な道具やスキルがあります。ほとんどはお店に置いてあるものを使用しますが、バーテンダーが仕事で使う道具の名称すらわからないのは、プロとは言えません。
どのような道具と、具体的に必要なスキルについて見ていきましょう。

バーテンダーに必要な道具

毎回使う道具は主に以下のような物が挙げられます。

・マドラー
・ミクシンググラス
・カクテルピン
・メジャーカップ
・シェイカー

これらは代表的な5つの道具です。シェイカーやマドラーは聞いたことはあるでしょう。また、メジャーカップも居酒屋でバイトしていた人は見たことがあるのではないのでしょうか。カクテルのメインリキュールやウイスキーのショットを計る際に使用します。

・ポアラー
・バーブレンダー
・アイスクラッシャー
・ビタースボトル
・スリーピースシェイカー
・バースプーン
・ハンドジューサー

他にもまだまだ使う必要がある道具はあります。
バーテンダーとして働くようになったらたくさんの道具を使わなければならないため、必要最低限の道具の名称は覚えておいた方が良いかもしれません。

バーテンダーに必要なスキル

技術以外にも様々なスキルが求められます。

・日本バーテンダー協会の資格
これは、必ずしも資格は働く上で必要というわけではありませんが、持っていて損はないでしょう。独学や、経験から学ぶのももちろん大切ですが、資格を取得することで、大会に出場もできるので世界が広がるでしょう。

・判断力と人間観察力
ただコミュニケーション能力が高いだけでは、ただの接客です。バーテンダーは、お客様一人ひとりに合わせたおもてなしをする必要があります。そのため、瞬時にお客様が何を求めているのか判断できるよう、人間観察力を磨き続けなければなりません。

・お酒に関する知識と技術
お酒に関する幅広い知識が必要です。経験を積みながら学ぶのも良いですが、常に新しいことに目を向け独学でも勉強し続けなければ、一人前にはなれません。
お酒の種類や知識、さらにはカクテル作りの技法など、他職に比べてかなりの知識を習得し続けているので、バーテンダーは博識であると言われているのでしょう。
バーテンダーの魅力の一つである服装。最近では、カジュアルなバーが増えてきたことも有り、私服やエプロン姿のバーテンダーも多くなってきています。
しかし、バーテンダーはやはりフォーマルな服装がカッコイイ。スーツやタキシード、シャツに蝶ネクタイで決めているスタイルの方が、バーテンダーという職名が似合いますよね。
バーテンダーになるためには、想像以上の知識力が必要になります。ただ、カッコイイだけではなれないということも忘れないでください。

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