就活ノウハウ

飲食店のパート面接に行く際の服装や質問に対する受け答えなどを解説

皆さんはお気に入りの飲食店はあるでしょうか。店の雰囲気や味などお気に入りのポイントは様々でしょう。そんな飲食店でパートとして働いて雰囲気を楽しんだり、レシピを覚えたりするのは楽しいと思います。
今回そんな主婦の方や「子育てに一段落したから働こう」という方に面接のノウハウを分かり易くご紹介します。

飲食店が欲しがるパートの人物像を解説

飲食店のオーナーや店長が是非働いて欲しいと考えている人物像とはどんな人でしょう。ただ単に愛想が良い人ではありません。理想としては人当たりが良く、対応が早く機転がきく人物です。まず自分がどんな性格かを知りましょう。
飲食店は2つの職種に分かれます。一つは裏方の厨房でもう一つはフロントの接客です。しかし「私は愛想が悪いから裏方でも大丈夫」というような考え方の人も多いでしょう。これでは面接では印象が良くありません。
なぜかというと裏方もフロントと連携して仕事をしていくからです。裏方の仕事は注文に忠実に作ることですが、店を回しているフロントに合わせて作業すること必要だからです。フロントとのコミュニケーションが重要視されますのでこれを機会にコミュニケーション上手になってください。
また「私は愛想が良いから接客業で」というかたもいるでしょう。フロント業務は愛想だけでは務まりませんので考え方を変えましょう。お店が忙しい時間帯にはお客様からのオーダーやクレームが殺到することも予想されます。その場において誰がフロントのリーダーかを把握して
リーダーのフォローに回ったり、裏方厨房へのオーダー指示も的確にできるようにしましょう。
飲食店が忙しい時間帯や曜日はどうでしょう。一般的には土日の昼間や夕方と考えるかもしれません。しかし、ビジネス街などの飲食店は逆に土日はヒマなので休日というところも非常に多いです。休日を土日にこだわらないのであれば土日に勤務は面接に受かり易いと思います。
子供の学校の都合などで休日を土日に欲しい人はビジネス街の飲食店を面接することをおすすめします。

面接時の注意事項について考えてみましょう

履歴書も記入し、さあ面接です。面接時にはどのような所に注意したら良いでしょうか。まずは面接日時に注意してください。飲食店側が忙しいと思われる曜日や時間帯での面接は避けましょう。飲食店側では非常に迷惑です。
仮に面接してもらえたとしても雑な面接になりますのでこちらの条件を伝えきれないことがあります。キチンと条件を伝えるならば飲食店が忙しくない日時面接を設定してください。
パートといえども働いてお給料をもらいます。「給料をもらうからには自分はパートだけどお店から頼られる戦力になるんだ」という考え方で面接に挑みましょう。面接に行く場合は余裕をもって10分前にはお店に着くようにしてください。
お店に着いたらキチント挨拶しましょう。その時点から見る人は見ています。当然遅刻は厳禁ですのでやむを得ない場合は先方に必ず連絡をしましょう。面接時間ギリギリも良くありません。時間にルーズな人間と思われてしまいますので注意してください。

面接時の質問内容について

飲食店のオーナーや店長はパートの面接時どのような情報が欲しいと思いますか。一番は勤務できる日時です。勤務できる日時をキチンと履歴書に記入して分かり易く、明確に補足して説明しましょう。だらだらと説明が長いと言い訳ばかりする人物と思われてしまいます。次に欲しい情報としてはいつから働けるかです。必ずいつから働けるかを自分の中で整理しておいてください。例えば「来月から子供が小学校に入学するので来月からお願いします。」などです。また何時間働くかの時間帯も明確に説明してください。残業ができるのか、早番で働けるかなどの情報は飲食店では必要になります。そして家庭環境の説明や子供のことなどを説明して状況を理解してもらいましょう。ビジネス用語でいう5W1H(いつ・どこで・誰が・なにを・なぜ・どのように)に当てはめながら説明すると非常に好感がもてます。

面接時の服装や髪型・ネイルについて

面接時の服装はできればパンツルックの方が好ましいです。パンツルックの方が活動的に見えるからです。スカートや露出度の高い服装はやめておいた方がよいでしょう。
飲食店は体力勝負なので動きが重要になります。活動的なスタイルで面接に挑みましょう。色合いは基本的にホワイト系やブルー系がおすすめです。
視覚的にホワイトやブルーは清潔感が出るようです。髪型はできるだけ一つに縛るなどの工夫も必要です。綺麗な長い髪はやはり活動的に見えませんので一つに縛るかショートカットが好ましいです。髪の色はできるだけ暗めの方がおすすめします。または薄いブラウン系もおすすめです。金髪は不真面目に見えますので基本的に控えましょう。爪に関してはできるだけマニキュアなどは控えましょう。マニキュアをするのであればクリアタイプをして面接を受けましょう。ネイルアートなどは基本的にやめた方が良いでしょう。
基本的に飲食店は清潔が基本なので清潔感漂う信頼されるような服装を心がけて面接に挑みましょう。

飲食店における接客業について

飲食店でのパートやアルバイトもみなさん接客業というカテゴリーになります。接客業とはいったいなんでしょうか。お客様と裏方(厨房)をつなぐポジションと考えて良いでしょう。
サッカーでいうミッドフィルターです。お客様の要望を裏方(厨房)にキチンと伝えお客様をおもてなしする為のサービスを行います。結果的にこの作業が非常に効果的でお店の売り上げが上がれば自給も上がるでしょう。その為に日常的にコミュニケーション力を磨くのは大事なことです。よく勘違いされやすいのはおしゃべりが好きだから接客業に向いてるという考え方です。「おしゃべり好き」は場合によっては相手の話を聞かない「空気が読めない人」とともとられてしまいます。接客業に向いている人というのは回りの空気を読める人と言っても過言ではないでしょう。

なぜ飲食店で働きたいのかを明確にしておく

皆さんはなぜ飲食店で働こうとおもったのでしょうか。理由は色々あると思います。工場の流れ作業は向いていないや、倉庫の事務作業が苦手など様々です。
飲食店での仕事も嫌なこともあります。人間関係や清掃作業などこれも様々です。くれぐれも「私はパートだから」などの考えはしないようにしてください。パートなりの責任があります。
仕事をして対価を得るのですからその分プライドをもって働きましょう。その中で色々とレシピを覚えたり人との大切なつながりなど様々なメリットが皆さんの財産になるでしょう。いかがでしたでしょうか。色々と厳しいことなども書きましたが昨今のSNSの動画問題などを考えると飲食店側もパートを雇うのにも覚悟が必要なのです。
しかし、人手不足の世の中というのも事実です。このような時代の流れを読んで賢く自分の存在を飲食店に売り込みましょう。働いている飲食店で自分存在が大きくなればその分時給などの交渉もしやすくなります。是非面接の際は自分の事だけでなく飲食店側の都合も考慮してみてください。それだけで面接の対応も違いますし、お店側から一目置かれる存在になります。

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