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バーテンダーになるには資格がいる?バーテンダーになるための道筋を紹介

バーテンダーになるのに資格は特に必要ありません。学校などを卒業していなくてもなることができます。しかし、持っていた方が良い資格などがあるのをご存知ですか。今回は、バーテンダーになるための道筋や資格などをご紹介します。女性のバーテンダーが人気な理由も述べていきますので参考にしてください。

バーテンダーになるには?

バーテンダーになるのに資格は不要

バーテンダーになるのに資格は不要です。

ただし、お酒の深い知識が必要不可欠なので、「一般社団法人日本バーテンダー協会」が運営している資格認定制度があります。資格には2種類ありますが、こう言った資格を持っていなかったとしてもバーテンダーにはなれます。しかし、資格を取得しておくことで自分の自信にも繋がります。

・バーテンダー呼称技能認定試験…お酒を販売するお店で働いていて「満20歳以上」なら誰でも受けられます。この資格は、お客様に安全に美味しいお酒を提供できるように定められた資格です。自分のお店を開業させる時のアピールポイントにもなります。
・インターナショナル・バーテンダー呼称技能認定試験…上記の資格よりも格の高い資格です。カクテルを実際に作ったり、フルーツをカットしたりなど、実技試験もあり難易度の高い試験だと言えます。また、こちらの資格は「満25歳以上」と定められています。

バーテンダーへの道筋

バーテンダーになるための道筋を2つご紹介していきます。ぼんやりとバーテンダーになりたいと考えている方は、以下の道筋を参考にしてくださいね。

バーにアルバイトとして勤務する

まず、バーにアルバイトとして数年間勤務して、知識や実務経験を積んでから自分のお店を開業させる方法があります。アルバイトから始まるため、初めのうちは給料も少なく生活費を稼ぐのが大変かもしれません。個人経営のお店は、頑張りによっては評価され時給がアップする可能性もあるでしょう。

バーテンダーには学歴は必要ないので、高卒でも雇ってくれるお店もあります。高校卒業後すぐに、バーでアルバイトを経て目指す方もいます。

バーテンダー養成スクールなどに通う

バーテンダーは、飲食業の中でも専門性のある分野です。そのため、バーテンダー養成スクールなどの学校があります。いきなりバーでアルバイトをすることに抵抗がある方は、養成スクールなどで知識をつけてからアルバイトをしてもよいですね。先にご紹介した資格取得や開業サポートをしてくれる学校もあるため、計画的に確実に目指したい方は養成スクールなどに通うことをおすすめします。

バーテンダーに求められる能力

続いて、バーテンダーに必要なスキルをご紹介します。

コミュニケーション能力、観察力

バーテンダーには、コミュニケーション能力や観察力が求められます。仕事中は、お客様の様子を伺い、ちょうど良いタイミングでお酒を提供することもも大切です。また、様々な悩みを抱えたお客様とのコミュニケーションも重要です。お酒を飲みながら悩みを打ち明けてくる方や、大切なビジネスの話をされている方もいるかもしれません。そうした、お客様一人ひとりに合わせ、話の聞き役に徹したり空気のような存在になったりすることも重要な仕事です。

お酒の知識

バーはお酒を販売する場所です。したがって、お酒の深い知識は必要不可欠だと考えましょう。ただ注文があったお酒を提供するのでは、居酒屋などの飲食店と同じです。バーテンダーは、深いお酒の知識をフル活用し、オリジナルのカクテルを作るなどの工夫が求められます。さらに、お客様はその日の気分で飲みたいお酒が異なる場合もあります。そうした雰囲気を察し、その時に飲みたいお酒を提供できたら常連になってくれるかもしれませんね。

ホスピタリティ

ホスピタリティ精神も欠かせません。ホスピタリティとは「おもてなし」のことです。先にも述べたように、様々なお客様が来店します。それぞれのお客様に対して最適なおもてなしを考えることが大切です。あまり話さずにしっぽり飲みに来ているだけの方には、話しかけずにそっとしておくのも良いでしょう。たくさん話を聞いてもらいたい方には、聞き役に徹することがおもてなしに繋がります。とにかく、来店されたお客様をおもてなしする心が求められるのです。

女性のバーテンダーも人気がある

実は女性のバーテンダーも少なくはありません。女性がやるメリットは以下の通りです。

・女性のお客様でも来店しやすい
・女性が作る華奢なカクテル
・気さくに話ができる

などの理由から、女性のバーテンダーが高い人気を集め始めています。バーテンダー全体の男性と女性の比率はおよそ5:5となっています。それほどまでに女性のバーテンダーは増えてきているのです。女性ならではの強みを生かして、お客様との会話で盛り上がっても良いですよね。

バーテンダーになるには年齢なんて関係ない!

テレビの影響でバーテンダーという職種を知った方もいると思います。バーテンダーになるためには、資格もいりませんし年齢制限や性別も決まっていません。お酒の魅力にはまり、お客様へのホスピタリティ精神を持ち合わせている方であれば、誰でもバーテンダーになれるのです。バーテンダーに興味がある方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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