就活ノウハウ

【例文あり】アルバイト初日の挨拶は丁寧に。心構えも併せて紹介

「初めてのアルバイトで挨拶はどうしたら良い?」などと不安を抱えている方もいるかもしれません。初日の挨拶は、その人の第一印象を決める大切なものです。今回は、アルバイト初日の挨拶や心構え、またラインやメールでの挨拶などについて詳しくご説明していきます。挨拶の例文もありますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

アルバイト初日の挨拶は丁寧に

アルバイト初日の挨拶は非常に重要です。自分の第一印象を左右するものですので、丁寧に心がけましょう。

 

必ず自己紹介や名前を述べる

アルバイト先で自己紹介タイムを設けてくれる場合があります。そういう時のために、きちんと自己紹介を考えておくと良いでしょう。基本的には名前・簡単な住所・学校名・趣味などが一般的な自己紹介の内容です。あまり長くなりすぎても業務の邪魔になってしまう可能性がありますので、30秒〜1分程度で終わる自己紹介文を考えてくださいね。自己紹介タイムがない場合は、なるべく自分の名前と「宜しくお願い致します」と挨拶だけを述べるようにしましょう。自分の名前を言うことで周りの人に覚えてもらいやすくなりますし、相手の名前を聞き出す口実にもなります。自分の名前を言うと相手も名前を言ってくれることが多いので、徐々にスタッフの名前を覚えていきましょう。

 

タイミングを見計らう

自己紹介タイムなどがなく自分から挨拶をしなければならない場合には、タイミングをしっかりと見計らってくださいね。例えば、挨拶したい相手がお客様から頼まれたものを運んでいる時などに話しかけても、しっかりと挨拶できるタイミングではありませんね。相手が今何をしていて、どういう状況なのかをよく観察してから話しかけましょう。この「タイミングを見計らう」と言う行為は初日の挨拶だけの話ではないです。この先アルバイトとして仕事を覚えていくために重要なことですので、しっかりと意識してタイミングを見ましょう。

 

基本的に全ての従業員に挨拶する

挨拶は基本的に全ての従業員にしましょう。自分がアルバイトをする部門がホールで、キッチンで働いている人とはあまり関わらないかもしれないと思っていても、キッチンで働く人も同じお店の従業員です。キッチンの人だけ挨拶をしないのはよくありません。部門は異なりますが、キッチンの人が調理してくれた料理を運ぶのがホールの仕事です。仕事のたびに顔をあわせる相手なので、しっかりとコミュニケーションをとりましょう。また、自分が他の従業員に挨拶をしている時にその場にいなかった従業員と会ったら、その時も自ら挨拶をしてくださいね。全ての従業員に対して挨拶をしなければ、今後のコミュニケーションが上手く取れなくなってしまうかもしれません。

 

アルバイトで挨拶をしないとどうなる?

アルバイトとして入社して挨拶をしないでいると第一印象は最悪です。挨拶は社会の基本的なルールの一つ。その当たり前なことができない人だと周囲に判断されてしまいます。また「挨拶ができない変な新人が入ってきた」と噂が立ち、仕事を教えてもらえないという状況になりかねません。そして、店長や先輩から「きちんと挨拶をしてください」と注意を受けてしまうでしょう。仕事を教えてもらう立場なのですから、挨拶は丁寧すぎるほど意識して行うことをおすすめします。

 

アルバイト初日の挨拶の仕方

ここで、アルバイト初日の挨拶を例文でご紹介します。自分のアルバイト先に当てはめてアレンジして使ってくださいね。

【自己紹介タイムがある場合の例文】
本日からアルバイトでお世話になる◯◯◯◯(フルネーム)と申します。
◯◯に住んでいて、◯◯大学に通っています。ここまでは自転車で来ました。
趣味は映画鑑賞で、特にレイトショーを狙って映画館に通っています。
精一杯頑張りますのでこれから宜しくお願い致します。

【自己紹介タイムがない場合の例文】
本日からアルバイトでお世話になる◯◯◯◯(フルネーム)と申します。宜しくお願い致します。

このような簡単な挨拶文を考えて、アルバイト初日の挨拶を成功させましょう。名前を名乗る時には必ずフルネームを述べてくださいね。

 

アルバイト初日からの心構え

それでは、アルバイト初日の心構えを6つご紹介します。以下の点を自然にできると、上手くコミュニケーションを図っていけるはずですので、意識してみましょう。

 

5〜10分前に到着しておく

アルバイト先に到着する時間は、出勤時間の5〜10分前に調整しましょう。初日は従業員ロッカーやトイレなどの施設の説明や制服に関することなどの指導があります。9時からのシフトで9時ギリギリにお店着くと「遅すぎる」という印象を与えてしまう可能性があるので注意してくださいね。また、余裕を持って30分前に着いてしまう方もいます。しかし、あまりにも指定の時刻より早いと、他の従業員は他の仕事をしているため業務の邪魔になってしまうかもしれません。早すぎず遅すぎずを意識して、出勤時間の5〜10分前に到着すると良いですね。

 

メモとペンを忘れずに

アルバイト初日は覚えることが多く、聞いているだけでは忘れてしまうため「メモ」と「ペン」を持参しましょう。アルバイト先にもメモ紙やペンなどはあるかもしれませんが、自分で使用するものですので自分で用意していくのがマナーです。またメモしながら仕事を教えてもらうと「やる気がある」「覚えようとしている」などの好印象を与えることができます。あえて媚びを売る必要はありませんが、良い印象を与えておくことでスムーズに仕事を教えてもらえるはずです。

 

明るく元気に振る舞う

アルバイト先では明るく元気に振舞うことが大切です。アルバイトをする職種にもよりますが、飲食店のような接客業では明るく元気に振る舞えることが何よりも重要だといえます。仕事をまだ覚えられていない状態ですので、元気に挨拶をすることは誰にも指導されずにできますよね。まずは自分のできるところから頑張れば良いのです。暗く大人しい新人に仕事を教えようと言う気になれません。「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」などの掛け声などをできるだけ明るく意識して言うように心がけましょう。

 

身だしなみは清潔感を持たせる

身だしなみは人生の基本です。アルバイト先で指定の制服がありどうせ着替えてしまうからと言って、自宅で普段着ているスウェットなどで出勤するのはNGです。どこで誰が見ているか分かりません。ヨレヨレのスウェットを着て出勤する姿を、お店に来るお客様が目撃して「ああいう従業員が働いているお店は不潔」と思われてしまうことも考えられます。また服装がしっかりしていても、髪の毛がボサボサ・爪が長い、汚いなども清潔感がありません。アルバイト先によっては細かい身だしなみチェック表などが準備されていることもあります。誰に見られても恥ずかしくない身だしなみで出勤しましょう。

 

正しい言葉遣いを意識する

正しい言葉遣いを意識しましょう。近年定着してしまっている「バイト敬語」をご存知でしょうか。バイト敬語には、主に以下の言葉があります。

  • 〜になります
  • 〜のほう
  • よろしかったでしょうか
  • ◯◯円からお預かりします

これらの言葉は「バイト敬語」と呼ばれていて、正しい敬語ではありません。あまりにも多くのアルバイトが使ってしまうため、バイト敬語として定着しつつありますが、もしもこれからアルバイトをされる方は正しい敬語で仕事をしましょう。

 

何時でも「おはようございます」

アルバイト先では、出勤したらまず「おはようございます」と挨拶をします。これは朝に限らず、お昼や夜からのシフトの場合にも同じ「おはようございます」を使用するのが一般的です。これには諸説存在しますが、「こんにちは」や「こんばんは」と言う挨拶は敬語ではありません。挨拶の中で唯一敬語なのが「おはようございます」です。そのため、目上の人などには敬語を使う意味からも、何時に出勤しても「おはようございます」と挨拶をするのが一般的になっています。

 

アルバイト先の人にラインで挨拶する時

アルバイト先の人からライングループに招待された場合には、招待された時点で素早く挨拶文の返信をしましょう。招待された時から相手のラインの画面には「◯◯を参加しました」と出てしまいます。招待された状態を放置するのはあまり良くありません。また、こちらからのメッセージ送信は時間帯を考えましょう。深夜や明け方などは相手も寝ていることが多いため、通知音が眠りの妨げになりかねません。急ぎの連絡以外は時間を考えてから送信すると良いですね。

 

アルバイト先の人にメールで挨拶する時

メールの場合は、グループラインのように一斉送信ができません。そのため、アドレス交換したらひとり一人に対して丁寧に挨拶文を送りましょう。ラインやメールなどの文章は、相手の顔が見えなくて声も聞こえないため感情が伝わりにくいツールです。文章の中に柔らかさや丁寧さを出すために、丁寧で正しい敬語を使用するように心がけてくださいね。

 

まとめ

今回は、アルバイト初日でする挨拶や心構えについて詳しくご説明してきました。当たり前のことが多いですが、実際にできていない方が多いです。ひとつ一つを意識して丁寧に挨拶していきましょう。

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