1.魔王
魔王は定番中の定番といえる芋焼酎の銘柄で、数あるお酒の中でも知名度が高く人気です。
プレミアムな銘柄の代表格ですから、迷ったらとりあえずこれを選べば大丈夫という安心感があります。
一般的に3mと呼ばれる3大銘柄の一端を担っており、タイミングによっては入手が難しいことも少なくないです。
その為、銘柄としては文句なしにおすすめですが、入手性に関しては難点だといえるでしょう。
2.さつま白波
さつま白波は焼酎ブームの火付け役で、芋ブームの先駆け的な銘柄でもあります。
鹿児島産の原材料に拘り、黄金千貫というブランドのさつま芋から造られていることから、
鹿児島のお酒の味を知りたい人にもおすすめです。
芋好きの間では定番ですし、麦派の人でもさつま白波を飲めば芋の魅力が分かるはずです。
これ以外はいらないという人もいるくらいですから、
ハマれば虜になる魅力がありますし、外国人におすすめしない理由はないです。
3.三岳
三岳は常時10位以内に入る安定した評価を得ており、
分類的にはプレミアムではないので、入手性の良さも魅力の1つとなっています。
しかし決して劣るものではありませんし、
むしろ価格帯を考えればかなりコスパが優れているといえます。
また寿司屋やスナックなどのお店で飲めることが多く、割と身近にあるのもポイントです。
ただし、生産量はあまり多くないことから、
人気に火がついてしまうと一気に品薄になる恐れがあるので注意です。
4.森伊蔵
森伊蔵は魔王や村尾と共に3mと呼ばれる銘柄の1つで、常に上位に位置する評価のプレミアム焼酎です。
有機栽培のさつま芋からかめ壺仕込みと呼ばれる方法で生産されており、臭みを除いた癖のない味わいとなっています。
口当たりはまろやかですから、焼酎が苦手という人でもこれなら飲めることが多いです。
近年は海外でも評価が高まっていて、注目度が上がり需要が増加しています。
既に海外のファンも獲得していますから、外国人におすすめして気に入る可能性は十分にあります。
5.富乃宝山
富乃宝山は黄麹で仕込んで造るお酒で、癖を取り除いて香りを引き出すような造りとなっています。
香りは柑橘系で華やかと表現されますから、口いっぱいに広がって鼻から抜ける感覚が味わえるでしょう。
若い人にもウケるポテンシャルを秘めているので、
例えばバーで取り扱いがあってもおかしくないですし、実際に口にすれば気に入ること間違いなしです。
黄金千貫とさつま宝銘水という確かな原材料から造られているので、美味しいのは当然といえば当然です。
6.兼八
兼八は大分県を代表する麦焼酎の定番で、創業100年以上の蔵元で代々受け継いできた伝統技により製造されています。
素材を活かす製造方法ですから、香り立つ麦の深い味わいが楽しめますし、香ばしさにハマる人も続出です。
麦の魅力を知りたい外国人におすすめですし、これを選んでおけば純粋に好みに合うかどうかが分かるでしょう。
余分なものを加えずに純度を追求して造られていますから、混じり気のない香りや味に舌鼓を打てます。
7.吉四六
吉四六は150年以上の歴史を持つ老舗蔵元のお酒で、1970年代の第一次ブームの火付け役にもなった銘柄です。
原材料の大麦は徹底的に厳選されたもので、地元の水を使い伝統の技で丁寧に造られますから、素材と職人の腕の良さが分かります。
プレミアム銘柄の中では華やかな傾向ですから、優雅な気分を味わうことができるでしょう。
全国的に知られていて流通量もありますから、プレミアムといっても入手性は悪くないと思われます。
8.一粒の麦
一粒の麦は、芋焼酎で長年培われてきた技術を活かし、革新的ともいえる方法で造られているのが特徴です。
口当たりは軽やかで最初はインパクトを与えますが、少しずつ麦の香りや味わいが口いっぱいに広がります。
また麦なのに濃厚でボディ感もあり、コクや味わい深さも楽しめるので贅沢と、かなり満足度が高いお酒です。
僅か一口でも変化で楽しませてくれますから、面白いお酒を探している外国人におすすめです。
9.隠し蔵
隠し蔵は樽で貯蔵したり熟成させるタイプのお酒で、完成するとまさに琥珀色と呼ぶに相応しい色に仕上がります。
色のイメージよりも口当たりはマイルドで、舌触りはなめらかといった特徴を併せ持ちます。
甘味を含む女性でも飲みやすい飲み口ですから、麦が初めての外国人も楽しめるはずです。
分かりやすい刺激よりも穏やかで口いっぱいに広がる方向性ですから、じっくりと味わうのに最適です。
10.耶馬美人
耶馬美人は約40年ものあいだ安定した人気を誇る銘柄で、国税庁鑑評会で日本一に輝いた銘酒です。
麹と掛100%の麦に拘っていますが、開発当時は初めての製法として注目を集めました。
今では草分け的な銘柄、大分の元祖として高い評価を獲得しています。
麦らしい香りや味が味わえますから、評価に違わぬ美味しさに期待して口に含むことができるでしょう。
おすすめ度に申し分はありませんし、お酒好きの外国人に教えてあげれば喜んでもらえる可能性大です。