名古屋駅から快速特急で25分で行ける犬山市といえば国宝の犬山城。古くから栄え続ける城下町です。犬山市に遊びに行って散策をする前にどんな名物があるのか。観光スポットやおすすめグルメ、そしてお土産は何かあるのか。事前に知っておきたいですよね。この記事では犬山市の名物やお土産について紹介していきます。
犬山は城下町の風景と名物グルメが楽しめる
ここでは犬山市の魅力やグルメについて紹介します。
城下町としての犬山
犬山市は愛知県の最北端に位置。木曽川が濃尾平野へと流れ出る所にあり、古くから交通や物流、政治の要所として栄えてきました。国宝犬山城があるように、戦国時代には戦場となっていた歴史も。江戸時代には城下町として発展。木曽川をはじめとした自然と共に歴史と文化を育んできた土地です。由緒ある街の風景は散策するのにぴったりの味わい深いものです。
犬山の名物グルメ店を紹介
犬山城下は食べ歩きがおすすめです。駅から犬山城まで歩く道にたくさんあるお店。おいしい名物グルメが盛りだくさん。選ぶのに悩むことは間違いなしです。なかでも、とくにおすすめのお店を厳選して紹介します。
芳川屋
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果物屋が営むスイーツ店「芳川屋」。フルーツを使ったかき氷、パフェなどがリーズナブルに食べられます。
https://tabelog.com/aichi/A2303/A230301/23038334/
swan’s cafe juice stand
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犬山でも屈指のおしゃれなお店「swan’s cafe juice stand」。地元犬山の農家の材料を使ったカラフルで可愛らしいアレンジドリンクがたくさんあります。
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本町茶寮
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築100年の古民家を改装して作られたカフェ「本町茶寮」。犬山名物「田楽」を定食で楽しめます。
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山田五平餅店
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犬山の甘味処「山田五平餅店」。初代犬山串キングに輝いた「五平餅」は丸い小さめの餅が3つ連なった和菓子。ゴマ、くるみ、ピーナツの香ばしさが口に広がる美味しい一品です。
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壽俵屋犬山井上邸
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守口漬で有名な壽俵屋(じゅひょうや)が営む店舗「壽俵屋犬山井上邸」。人気メニュー「醬油おこげ串」は注文してから焼くので、表面はカリッと中はもっちりという食感。ぜひ食べてみてください。
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犬山牛太郎
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お肉に定評のある「犬山牛太郎」。「飛騨牛の握り」は絶品です。お肉を両面炙ってシャリに乗せて、タレを塗った肉寿司。タレは醬油ベースで味はわさび、しょうが、にんにくから選択します。犬山でお肉を味わいたいときはぜひ。
https://tabelog.com/aichi/A2303/A230301/23065038/
犬山ローレライ麦酒館
出典:http://www.loreleybeer.co.jp/
ドイツライン河のほとりにあるザンクトゴルアスハウゼン市と有効都市提携を結んでいる犬山市。「犬山ローレライ麦酒館」は本場ドイツの製法で丹念に製造する麦酒をいただけるお店です。ランチは約40種類の和洋中のビュッフェ。アイスヴァインという豚のすね肉をじっくり160時間以上熟成させたドイツの代表的な料理もあります。
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伊勢屋 砂おろし
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築200年以上の建物を改装したお店「伊勢屋 砂おろし」。人気メニューは「手まり寿司」です。サーモン、マグロ、いくら、アボカドなどで彩られ、まるでかんざしのような美しさ。シャリの部分は半分こんにゃく米を使用していてヘルシー。女性でも食べやすい一品です。
https://tabelog.com/aichi/A2303/A230301/23063385/
元祖台湾カレー
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犬山の地元の人たちから愛されているのが「元祖台湾カレー」。店名にある台湾カレーとは、台湾まぜそばを生み出した「麺屋はなび」の新山氏が考案した新感覚のカレーライス。台湾まぜそばにも使用する台湾ミンチと卵黄が印象的です。刺激的な辛さがあり、クセになることでしょう。
https://www.taiwan-curry.com/inuyama
牛鍋屋 大井牛肉店
出典:https://www.meijimura.com/enjoy/gourmet/04.html
明治時代の建物の雰囲気の中で牛鍋を食べることができる「牛鍋屋 大井牛肉店」。歴史を感じながら食べるお肉のおいしさは思わずうなってしまうほど。犬山に観光に訪れたときはぜひ立ち寄りたいお店です。
https://tabelog.com/aichi/A2303/A230301/23031845/
星月夜
出典:http://hosizukiyo.jp/
旬の野菜、乾物、発酵食品、海藻、雑穀を使い、調味料にもこだわって動物性の食材は一切使わないオーガニックレストラン「星月夜」。健康に気を使いながら、食事を楽しみたい人におすすめ。人気メニューは「車麩(くるまぶ)のカツカレー」。辛さは控えめながらもコクがある深い味わい。車麩のカツは食感の変化があり、とっても美味しいです。ヘルシーながらも満足することができます。
https://tabelog.com/aichi/A2303/A230301/23049886/
蓬ぜん
出典:http://houzen.s-d.jp/
店主が厳選したうなぎを備長炭で一串一串丁寧に焼き上げる「蓬ぜん」。愛知のご当地名物「ひつまぶし」はうなぎの味、タレとご飯のバランスが絶妙で人気です。ひつまぶしのシメとして使う出汁やタレは、お代わり無料ということで大変お得です。
豆腐かふぇ 浦島
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犬山城下で開業150余年を誇る豆腐店が運営する「豆腐かふぇ 浦島」。手作り豆腐や豆乳を使用した料理やスイーツなどが味わえます。月ごとにおかずが変わる玉手箱ランチは地元の人や観光客からも人気。何度でも通いたくなるお店です。
https://tabelog.com/aichi/A2303/A230301/23007357/
フレンチ 奥村邸
出典:https://www.okumuratei.jp/
四季折々の犬山の地元食材を使用したフレンチを提供する「フレンチ 奥村邸」。江戸時代に建てられた文化財「旧奥村邸」を改装した店内で食べるフレンチはなんと箸を使います。犬山の歴史を感じながら食べるフレンチは格別。犬山観光でちょっと贅沢をしたいときにおすすめです。
https://tabelog.com/aichi/A2303/A230301/23003908/
松野屋
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明治時代に創業された田楽専門店として伝統を守り続けている「松野屋」。田楽の種類は豆腐、里芋、豚肉、タニシの4種類があります。地元民にも愛されている昔から変わらない味わいはどこか懐かしい味。刻んだ季節の青菜を注文して、ご飯と合わせる「菜めし」は田楽との相性抜群です。地元の味を感じたいときに訪れてみてください。
https://tabelog.com/aichi/A2303/A230301/23009462/
犬山の名物「げんこつ」とは
犬山の名物「げんこつ」。名前だけではどんな食べ物かわかりませんよね。げんこつは小さな砂糖菓子のような食べ物です。1617年に成瀬正成(なるせまさなり)が犬山城の第15代城主となった頃に陣中食として振舞った物がげんこつのはじまりなのだとか。形がこぶしに似ていることから、「げんこつ」と呼ばれるようになったという説があります。
犬山名物「げんこつ」が買える3つのお店
長い歴史のある「げんこつ」を買えるお店を3つ紹介します。
藤澤製菓
出典:https://fujisawa-genkotu.com/
犬山城下町でげんこつ飴を作り続けて140余年あまり。「藤澤製菓」では今でも大量生産はせず、昔のままの心を込めた手作りをモットーとしています。使用している原材料も変わっていません。素材そのものの美味しさと栄養がぎっしり詰まった味は絶品。犬山名物としての誇りを感じさせます。
厳骨庵
出典:http://www.one-da.com/genkotuan/index.html
創業170余年のお店「厳骨庵」。厳選された素材を使い、受け継がれた製法でひとつひとつ丹念に作られる「げんこつ」は地元の人たちにも愛されています。
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高田屋製菓
出典:http://www.takadaya-kinako.co.jp/
犬山名物げんこつ飴の伝統を守り続けているお店「高田屋製菓」。原料にこだわり、安心安全で体に良い商品が提供されています。数々の賞を受賞している製菓店のげんこつはどんな味なのか。ぜひ、食べてみてください。
http://www.takadaya-kinako.co.jp/
城下町犬山ならではの人気名物お土産店
城下町犬山にはどんな名物お土産店があるのか紹介します。
もちたけ
出典:http://mochitake.com/ichiran.html
「もちたけ」は、創業約60余年のお土産店。大人気のお土産「栗羽二重(くりはぶたえ)」は、少しでも賞味期限の長い「栗きんとん」を作りたいとの思いから考案されたお菓子です。柔らかい餅で栗きんとんを包み込むことによって日持ちの良さを実現。遠方の人にも届けられる工夫をしたことで、犬山を代表する銘菓として知られるようになりました。栗きんとんは、地元、犬山産の栗を使用し、素材の食感が味わえるように仕上げてあります。素材を生かした一級品の味わいは地元でも手土産や贈答品として送られる人気の品物です。
http://mochitake.com/ichiran.html
大野屋
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ういろを得意とする老舗の和菓子店「大野屋」。ういろは、白、黒、挽茶、桜の定番商品のほかに、季節限定品も。訪れるたびに一味違ったういろを楽しめるので、観光客だけでなく地元の人も多く訪れます。地元の犬山茶を使用したういろは、お土産にも大人気の商品です。
https://tabelog.com/aichi/A2303/A230301/23048271/
岩井本店
出典:http://www.asahi-net.or.jp/~ea7m-iwi/contents01.html
「岩井本店」は、わらび餅で有名な和菓子店です。わらび餅は、たっぷりのきな粉をかけていただきます。深煎りにした黒須きな粉と、口どけの良いわらび餅の食感が絶妙な味わいです。店頭では注文を受けてからきな粉をまぶすというほどのこだわりの品物です。犬山土産にいかがでしょう。
https://tabelog.com/aichi/A2303/A230301/23008345/
若松屋阡壱
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創業80余年の「若松屋阡壱」。犬山の特産品である桃を使用した桃菓子や国内の高級素材を使った茶席のお茶菓子を扱う老舗の和菓子店です。その中でも「桃酔菓(とうすいか)」は、犬山特産の新鮮な桃を丸ごと1個使用して作る夏の銘菓です。完熟の桃を蜜漬けにして、琥珀色になるまで低温保存で熟成させています。柔らかい桃に、5色のゼリーと桃の花の干菓子を浮かべたスイーツはどこか涼しげです。毎年6月から9月末までの期間限定品となっていますのでお早めにどうぞ。
http://www.tousuika.com/index.html
犬山特産品館
出典:http://www.inuyama-tmo.com/pr10/index.html
犬山観光でお土産を1度に買いたいときに便利なのが「犬山特産品館」。置いてあるお土産は「犬山焼」「名物げんこつ飴」など。他にも、鮎の甘露煮・地産はちみつ。小物グッズや地酒など、選ぶのに迷うくらい品揃え豊富です。犬山城下町を訪れたときは、ぜひお立ち寄りください。
http://www.inuyama-tmo.com/pr10/index.html
歴史とグルメを味わえる犬山に行こう
城下町である犬山には歴史と共においしい名物グルメがたくさんあります。観光ではやはり食欲も満たしたいですよね。犬山は歴史ある犬山城と食べ物で楽しい一日が過ごせる場所です。食べ歩きながら城下町を散策できるのは犬山ならではの魅力。SNS映えする街並みやグルメばかりなので、ぜひ今回の記事を参考に犬山へ行って犬山の街を背景に美味しいグルメ写真をアップしましょう。